重いものを繰り返し移動するとか、単純な作業を休みなく延々と続けられるなど、ロボットでできることはたくさんありますが、オールマイティではありません。人手でなければできない作業や、ロボットを使うほどでもない作業などにロボットを導入すると、冗長の設備となってしまいます。 また、専用機は用途が特化されているので、特定の作業には強いのですが融通が利かない面もあります。
初期投資 |
パワー/ |
繰り返し | 作業変更へ の対応 |
スペース | 過酷作業 | 衛生 | |
人手作業 | ◎ | △ | △ | ◎ | ◎ | △ | △ |
ロボット | ○ | ○ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ |
◎ |
専用機より 低価格 |
専用機の校正 によっては 劣る |
品質安定、 工程統一性 がある |
対応可能 | 専用機より 占有スペ ースは小さい |
悪環境下での 稼働、24時間 稼働可能 |
省人・無人化 による向上 |
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専用機 | △ | ◎ | ◎ | △ | △ | ◎ | ◎ |
1工程(1作業)のみにロボットを導入する場合や、工程ごとの専用ロボットを導入する場合は、安全対策で柵などを設ける必要があるため作業スペースが広くなることがあります。
しかし、ロボット導入とともに作業動線を見直して工程間の製品移動を自動化したり複数工程を1台で行う場合には、スペースを大幅に縮小することが可能です。
また、近年では、人協働ロボットの導入で安全柵が不要になり、省スペースが可能になりました。
産業用ロボットはティーチング(プログラミング)によってロボットに動きを覚えさせることができます。当社ではティーチングまでセットアップして納入いたしますので、お客様の操作は難しいものではありません。