

高濃度粉じん環境には、粉じん爆発や火災、作業者の健康被害、設備停止などのリスクが潜んでいます。一方で、従来の粉じん計は低濃度域の測定を主な対象としており、高濃度域を測定することが困難でした。
高濃度粉じんモニタは、高濃度の粉じん環境の状態変化を安定して相対的に計測可能です。粉じん環境を連続監視することで、粉じん爆発・火災リスク・作業環境の悪化を予防します。
※本製品は非防爆機器になります。お客様環境では、爆発下限濃度の半分以下の濃度でご使用してください。
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マツシマメジャテックの高濃度粉じんモニタは、摩擦静電気(電荷)方式を採用しています。
その主な特長は次のとおりです。

従来監視が難しかった高濃度の粉じん環境でも、安定した相対監視が可能です。

粉じん量の変化をリアルタイムで把握し、監視システムや警報装置に出力できます。

粉じんの発生状況を常時監視することで、リスクの早期把握や設備管理に貢献します。
本製品は、当社のコア技術である摩擦静電気技術を応用した高濃度粉じんモニタです。粉体が検出部に接触または近傍を通過する際に発生する電荷の移動を検出し、その信号を処理することで粉じん量の変化を監視します。検出信号は4~20mA出力および接点出力として利用でき、設備監視や警報システムへの接続が可能です。
関連JIS規格に準拠
本製品は、JIS Z 8852、JIS B 7996およびJIS B 7997-3に示される連続測定法および性能評価方法の規格に基づきます。摩擦静電気方式を用いて、高濃度粉じん環境の状態変化を連続的に監視します。

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※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。
本製品は非防爆機器になります。お客様環境では、爆発下限濃度の半分以下の濃度でご使用してください。
<避けるべき取付環境>
機器の誤動作・故障に繋がる可能性があります。
1)爆発性雰囲気のエリアへの取付
防爆エリア(爆発性雰囲気)への取付は出来ません。
2)周囲条件外(温度・湿度仕様)になり得る環境への取付
誘引性能やパージ機能または、出力機能への支障が発生す
る可能性があります。
JIS5K50A フランジサイズの取り合いを、吸気側および排気側に設けています。これらの取り合いを利用して取り付けを行ってください。
配管等で吸引する場合、誘引長さは50A配管で最大20mになります。(20mの場合、管内流速は約10m/sが最大になります。)
また、センサユニットのアースネジは、必ず接地してください。
コントロールユニットの電源、アナログ出力、接点出力に配線してください。センサユニットとコントロールユニット間はセンサケーブルとFANケーブルで接続してください。
測定レンジの設定は、測定環境濃度を把握した状態で、コントロールユニットから出力される測定信号を確認し、警報レベルが設定しやすい測定レンジを選択してください。より小さな変化の監視が必要な場合には、測定レンジの設定値を大きくしてください。(鈍感“1” ←→ “9”敏感)

センサユニットにはパージ機構を備えており、検出器を取り外すことなく、センサユニット下部のパージ穴から電極部の清掃を行うことが可能です。これにより、検出器の取り外し作業を省略でき、メンテナンスの作業負担を軽減できます。
POINT!
付着している粉じんの種類や固着の程度によっては、パージ清掃だけでは十分に除去できない場合があります。その場合は検出器を取り外しての清掃が必要となるため、事前にパージで対応可能かをご確認ください。

検出器は、ボス部に取り付けられたボルト1本を緩めるだけで簡単に引き抜くことができます。ケーブルを取り外すことなく脱着できるため、離線作業を行わずに検出器の点検・清掃が可能です。
POINT!
検出器を引き出して作業できるよう、ケーブルにはあらかじめ余裕を持たせて配線してください。※電源は必ず“OFF”にした状態で検出器を取り外してください。
電極の清掃は、軽く湿らせたウェスで汚れを拭き取るだけで簡単に行えます。清掃は設備停止のタイミングがおすすめです。
POINT!
通電状態で清掃を行うと、基板の故障の原因となる恐れがあります。必ず電源を切った状態で、絶縁グローブを着用し、アースを接続したうえで作業してください。

ファンの取り外し
メンテナンスを行う際は、必ず電源を切った状態でファンを取り外してください。
POINT!
通電状態での作業は、感電や機器故障の原因となる恐れがあります。必ず電源を切ってから作業を行ってください。また、無理な取り外しはファンの破損やけがにつながる恐れがありますので、行わないでください。
ファンの清掃
ファンに付着した粉じんは、ウェスやブラシなどを使用して除去してください。付着物が多い場合は、軽く湿らせたウェスで拭き取ることで清掃できます。
POINT!
清掃作業は、必ず電源を切った状態で実施してください。また、ファンや周辺部品を傷つけないよう注意しながら清掃してください。汚れが落ちにくい場合でも、工具などを用いて無理にこすったり、過度な力を加えたりしないでください。無理な清掃は、機器の故障や回転物によるけがの原因となる恐れがあります。
形 式 | センサユニット | HDP-SU-01 | ||
コントロールユニット | HDP-CU-01 | |||
測定原理 | 摩擦静電気方式 ※JIS Z 8852 | |||
供給電源 | 電圧 | AC 110Vまたは220V -15%/+10%(注文時ご指定) 50/60Hz | ||
消費電流 | 3.4A | |||
ダスト条件 | 粒子サイズ | ≦10um | ||
含水率 | <20% | |||
吸引気体条件 | 温度 | Max.60℃ | ||
圧力 | 大気圧 | |||
湿度 | Max.40%RH | |||
ミストの有/無 | 無し | |||
管内流速 | ≧10m/s | |||
最大吸引長さ | Max.20m (但し、管内最大流速10m/s ※継ぎ目無し50A) | |||
周囲条件 | 温度 | センサユニット :0℃~+50℃ ※結露なきこと | ||
湿度 | センサユニット :20%~95%RH ※結露なきこと | |||
ユニット間最大長さ | ケーブル5m付属(検出器用とFAN用,Max. 10m,注文時ご指定) | |||
出力信号 | アナログ | DC4 ~ 20mA ×1(Max. 23.3mA) | ||
警報接点 | 故障 | SPDT×1(AC 250V, 2A/DC30V,2A) | ||
上限 | SPDT×2(AC 250V, 2A/DC30V,2A) | |||
最大測定レンジ | レンジ1:165 g/㎥ | レンジ6: 30.5 g/㎥ | ||
※レンジの濃度数値は標準粉体「タルク」を弊社試験装置(流速10m/s)で測定した場合の | ||||
保護構造 | センサユニット:IP20(誘引FANはIP68) | |||
取付方法 | センサユニット :φ15×4(3カ所有) | |||
質量 | センサユニット :約8kg | |||


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お客様の設備環境に合わせて、現地デモテストまたは粉体評価試験を実施しています。
実際の設備で監視性能を確認したい場合は、現地へデモ機を設置し、運転環境での動作をご確認いただけます。現地テストの実施が難しい場合や、事前に適用性を確認したい場合は、お客様の粉体サンプルを用いた評価試験も承っています。
導入前の適用性確認や設置条件の検証にご活用ください。

※注意事項
・評価試験に使用する粉体は、危険性または有害性がなく、弊社で安全に取り扱い可能なものに限ります。ご不明な場合は、事前にご相談ください。
・粉体評価試験で使用する粉体サンプルは、ペール缶1缶程度(約18~20L)ご準備ください。
・粉体評価試験で使用した粉体は、原則返却いたします。ただし、試験装置は他の粉体評価にも使用しているため、返却時のサンプルには他の粉体が微量に混入する可能性があります。
・返却不要の場合は、弊社で処分可能な粉体であることをご確認ください。