焼結クーラーでは焼結鉱の排出(排鉱)される量を監視しながら投入(給鉱)量の調整が必要です。
しかし、焼結鉱は約1000℃もあるため、排出量・投入量を計測することは簡単ではありません。
測定物が高温のためレベル計を近くに設置できない!
マイクロ波レベル計に導波管を取り付けることで、遠隔から熱を避けて排出(排鉱)レベルや投入(給鉱)レベルを計測することができます。
図:実際の利用例です。
レーダー式マイクロ波レベル計とは、電波式レベル計とも呼ばれ、工場の原料や製品などが入ったタンクやサイロの貯蔵レベルを連続的に計測するレベル計です。マイクロ波(電波)の特性上、粉塵・蒸気・高温などの環境でもタンクやサイロ内の貯蔵物(液体、粉体、粒体、塊体など)の貯蔵レベルを非接触で測定することができます。