立坑の貯蔵レベルや
クラッシャーの詰まりを
秒測でお知らせ!

鉱山設備でのレベル計測事例

立坑でのレベル計測の課題

立坑では、トラックが搬送した鉱石原料が投入されます。立坑下のコンベヤが衝撃で壊れないよう、貯蔵レベルをある程度保つ必要があります。そのためレベル計を設置したいのですが、課題がありました。

 

 1. 鉱石の跳ね返りや設備振動で接触式レベル計では破損する!

 2. 鉱石が大きいので急激にレベルが変動する!

 

一次クラッシャーでの詰まり検出の課題

更に、その次の工程の一次クラッシャーでは、鉱石を一次破砕し砕いていきますが、その際、大きな鉱石が噛み込むとクラッシャーが詰まりオーバーフローさせてしまう可能性があります。そのため、ここではレベル計などによる詰まり検出が必要です。しかし、次のような課題があります。

 

1. 鉱石が大きいため、レベル変動が大きく、追従性が必要!

2. 大きく重い鉱石なので、接触式レベル計では破損する!

マイクロ波レベル計による非接触計測で解決!

立坑のレベル制御、一次クラッシャーの詰り検出には追従性に優れたマイクロ波レベル計にお任せ下さい。
しかも、粉塵や蒸気の影響を受けません。

① 立坑レベル計測

立坑の貯蔵レベルを確認し後工程に知らせています。
※飛び石の直撃を避けるため、頑丈なケースで保護してください。

② 一次クラッシャー詰まり検出

大きな鉱石がクラッシャーに詰まりオーバーフローすることがあります。早い段階で詰まりを検出しお知らせします。
※クラッシャーからの直接の振動を避けて設置してください。

 1. 投入口から離れた位置に設置できるので、飛び石の影響を回避!

 2. 追従性があるので直径1mもの鉱石が投入されても、「秒」で計測!

 

ポイント1:速い追従性能

マイクロ波レベル計(Ver.2.0)は追従性能がアップ!例えば、10mの急なレベル変化も2秒で追従します。

 

ポイント2:透過性能

マイクロ波は粉塵や蒸気を透過する性質があるため、粉塵や蒸気を間違って計測してしまうこともありません。

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