潮位計測
電波式水位計 可搬型電波式験潮器での活用事例

電波式水位計 可搬型電波式験潮器での活用事例
海水の塩分濃度や水温による影響がありません
海中に設置しないので破損の心配がありません
暴風雨の影響を受けず安定して計測します
潮位を計測するセンサには、フロート式、圧力式、超音波がありますが、これに対し電波式水位計の特長は次のとおりです。
破損したり付着の影響がありません。
強風の影響は受けず雨を透過して計測します。
細長い井戸のような場所でも安定して計測します。
必要なときに必要な場所に持ち込んで橋の欄干から海上の方へアームを伸ばし、その先端に電波式水位計を設置して、潮位観測しています。
※架台及びシステムは、(株)離合社殿製造品です。
盤にはバッテリーと太陽光パネルを搭載し最大30日間データを収集。
従来の圧力式で必要だった最低水面の計算・設置及びセンサの固定、副標の設置・読み取り作業などが不要となり、改善が見られています。
海上保安庁 海洋情報部研究報告 第61号にて、その技術報告がされています。詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/kenkyu/report/rhr61/rhr61t_t_09.pdfより引用
電波式水位計とは、河川・ダム・潮位・工場・農業用水・調整池・樋門・水処理施設・溜池・砂防等の水位を連続的に計測する電波式レベル計です。
ポリ缶(ポリタンク)の蓋も開けずにミリ波レベル計ではタンク内の残量(液面)を計測することができます。そしてポリ缶(ポリタンク)のポンプを制御すれば空運転を防止できます。
IBCコンテナの蓋も開けずにミリ波レベル計で残量を計測することができます。ミリ波レベル計は非接触で貯蔵レベルを計測することができます。そしてこの信号を利用してIBCコンテナのポンプを制御すれば空運転を防止することができます。
電気炉の耐火物は使用頻度とともに摩耗します。そのままでは溶けた原料が飛び出る可能性があり危険です。そこでミリ波レベル計による耐火物摩耗チェックの提案です。炉内の貯蔵レベルを監視することでその摩耗度合いを監視することができます。