潮位監視で
コスト削減と品質維持！

有明海の海苔養殖現場

海苔の養殖では、海苔網が空気中に露出したり海水に浸かったりすることで成長が促進されます。乾燥と光のバランスによって、柔らかく風味の良い海苔が育つため、海苔網の干出時間を適切に調整することが重要です。そのため、潮位の計測は欠かせません。

現場

　海苔の養殖場

導入製品

　電波式水位計

成果

　コスト削減・品質維持

測定状況

養殖場のタワーより海面の水位を計測

導入前の課題

圧力式レベル計を使用していたが、海中にセンサを入れるため付着物が付きやすく、職員による都度の点検、整備に手間がかかっていた。

非接触式の電波式水位計なら付着を気にする必要がなくなり、点検・整備の業務量を大幅に削減。さらに、海中での整備作業が不要となり、作業時の事故防止にもつながった。

電波式水位計は、マイクロ波を利用した国産の電波式レベル計です。センサから発信したマイクロ波パルスが海面から反射し、センサに戻るまでの時間を計測して距離に換算します。暴風雨や濁流、気温差などの環境変化の影響を受けずに安定計測が可能です。応答時間が短く、高い追従性もあり、急激な水位変化も計測できます。

Q.	レベル計の電源がありません。ソーラーパネルなどで対応できますか？
A.	対応可能です。ソーラーパネルだけでなくバッテリーや無線機器を搭載したシステム構成もご利用できます。

Q.	電波法に対応していますか？
A.	対応しています。電波式水位計は「微弱無線局の規定」に則り製作された製品です。

Q.	直射日光から劣化や故障発生を防ぐ方法はありますか？
A.	オプションでハウジング部に取り付ける日除けカバーを準備しています。