ダンパ駆動機
ダンパアクチュエータ
電動駆動方式のダンパ駆動機

ダンパアクチュエータとは、ボイラーや送風機のダンパを駆動するための電動駆動機です。耐久性があり高トルクに対応します。過負荷検出・手動ハンドルを装備し緊急時も安心です。

 

導入のメリット

  1. 高所・高温・粉塵発生など悪条件化のダンパや機械装置を リモートコントロールで操作できます。
     
  2. 保守管理が用意で耐久性が高いことから、製鉄、セメント、非鉄金属。電力などの産業分野で長く利用されています。オーバーホールすれば30年~40年使用している実績もあります。
 

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ダンパアクチュエータの特長

選べる4つの制御ユニット

タイプ
ON-OFF制御用

開閉のリミットスイッチのみ 搭載

タイプ
開度制御用

開閉用リミットスイッチ + ポテンショメータを搭載

タイプ
開度制御用

開閉用リミットスイッチ + 電流発信器を搭載

タイプ
開度制御用

開閉用リミットスイッチ + シンクロ発信器を搭載

◉オプション
お客様からの開度指令(DC4~20mA)により自動運転するインバータ・ポジショナーを内蔵したモデルも製作いたします。(出力トルク200N・m~4000N・m限定)

別途ご相談ください。

その他の特長

高減速

減速機は遊星歯車、ウォーム歯車、偏心歯車の3種類の減速機構で構成され、 約1/3600の減速比を達成したコンパクトなアクチュエータです。

過負荷検出を標準搭載

ダンパに過負荷がかかると、ダンパアクチュエータは機械的に過負荷トルクを検出してモータを停止します。ダンパアクチュエータを傷つけない安心設計です。

手動ハンドルを標準搭載

停電など通電できない緊急時でも付属の手動ハンドルでダンパを動かしコントロールすることができます。

動作原理

モータの動力を減速機で約1/3600に減速し大きなトルクを産んでダンパを動かします。

全開または全閉の位置にダンパが来ると内蔵のリミットスイッチでモータを自動停止します。

また、発信器が付属したタイプは開度状況を電気信号で中央へリアルタイムにお知らせすることができます。

使い方

1.取付位置を決める

操作モータ、制御器具、潤滑油などの耐熱性上、据付け場所の周囲温度は40℃以下が
望ましく、高くとも45℃を越えないようにして下さい。 

2. 取付

出力軸と負荷軸との連結に際しては、両者の操作角度の中間位置を一致させるように位置合わせして取り付けます。
手動ハンドルをまわして指示用目盛板の指示が45°にくるようにし、そこで負荷軸の中間位置と一致したところで連結して下さい。

 

3. 配線

接続図及び盤の結線図などと相互接続を確認し配線してください。

4. 調整

結線確認後、いつでも停止できる状態でモータ回転方向の確認してください。カム調整して出荷していますが、全開・全閉や発信器の位置があっていない場合は調整が必要です。取扱説明書に従い調整してください。
 

※詳細に関しては取扱説明書を御覧ください。

 

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メンテナンス性

定期的なメンテナンスを推奨

ダンパアクチュエータには数か所給油場所がありますので、定期的な給油をお願い致します。

なお、給油の種類とタイミングについては取扱説明書をご覧ください。

製品ラインナップ

仕様

外形図

接続図

Sタイプ:ON-OFF制御

Rタイプ:開度制御(ポテンショメータ)

Fタイプ:開度制御(電流発信器)

Yタイプ:開度制御(シンクロ発信器)

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