クリーン空間に侵入する微粒子を監視
エアパーティクルモニタ

エアパーティクルモニタは、空間に漂う埃(ほこり)や塵(ちり)、エアロゾル等の微粒子の数や質量濃度を連続監視します。

精密作業ルームやクリーンブースなどの製造環境や労働環境の管理に最適です。

導入のメリット

常時監視による健康管理と品質維持にお役立ていただけます。

工場での生産過程で粉塵が発生する場面が多く、健康や生産活動への影響が懸念されます。特に微小粒子になるほど、健康面での影響が気になります。また、高性能な製品は、生産過程でダストなどが混入すると、故障の原因となり品質と落としてしまう可能性があります。そのため、微小粒子の常時監視は重要になってきます。

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エアパーティクルモニタの特長

マツシマメジャテクのエアパーティクルモニタは、光散乱方式を採用しています。その主な特長は次のとおりです。

人に代わって24時間監視
微小粒子も見逃さない!

35~1,000μg/㎥の高感度で連続測定し僅かな微小粒子の侵入も見逃しません。清浄度の連続測定も可能でクラス10000のパーティクルカウンターとしても機能します。

外部出力搭載で
清浄装置を制御して省力化

アナログ出力(DC4~20mA)と接点信号(1c)を搭載。既存システムと連携して傾向監視や異常時の発報だけでなく、清浄装置の運転を制御して省エネに貢献します。

遠隔地からPCやスマホで
いつでもどこでも状況把握

Wi-Fi機能搭載。遠隔地にいながらPCやスマホでいつでも計測値や異常を確認できます。現場確認や現地測定の時間が必要なく省力化を実現します。

動作原理

エアパーティクルモニタは光散乱方式を採用しています。
例えば、暗闇を懐中電灯で照らすと空間に浮遊している埃が見えます。これは懐中電灯から放たれた光が空気中の埃に当たり、その散乱した光が自分の目に届いているからです。これが光散乱方式の基本原理です。
懐中電灯の代わりにレーザーダイオード、人の目の代わりに特定の光を受光するフォトダイオードを使うことで埃から散乱した光を電気信号に変え微粒子の濃度や数を測定します。
尚、浮遊している微小粒子をセンサに取り込むために誘引ファンを搭載しています。

 

 

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使い方

1.設置場所を選定

室内での浮遊微小粒子を監視したい場所を決めます。微粒子が発生または流入する近くがベストです。そして電源の確保をお願いします。

 

2. 設置

Wi-Fiを使用するため障害物の少ない見通しの良い環境に設置します。本体上下を確認し吸引口を微粒子が発生する方向に向けます。

 

3. 配線

電源と必要に応じてアナログ出力、接点出力を配線してください。オプションの電源ジャックを使えばコンセントへの接続も可能です。

 

4. 設定

Wi-Fiを使用して本体にPCまたはスマホを接続してください。PCまたはスマホのブラウザからアクセスし測定の確認や設定を行います。
 

※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。
  

デモンストレーション

エアパーティクルモニタを簡易型のクリーンブース内に設置し、疑似的に微粒子を発生したときの、デモンストレーション動画です。

検出した微粒子の値を指示計にて表示し、設定した警報値を超えるとファンが動作します。
エアパーティクルモニタを使用することで、ブース内の粒子量が『見える化』することができます。

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メンテナンス

長期間使用しているとエアパーティクルモニタの健全性が気になるところではないでしょうか。

マツシマメジャテックではメンテナンスを考慮した製品設計をおこなっています。

オートキャリブレーション機能で
長期安定計測を実現

オートキャリブレーション機能で長期の安定計測を実現しています。計測性能が低下する前に自動で補正をおこないます。

※耐用期間は安心の約5年

メンテナンスフリー

エアパーティクルモニタは、オートキャリブレーション機能で長期安定計測を実現しているのでメンテナンスフリーです。耐用年数に合わせて定期的に交換してください。
※耐用年数は連続測定で目安5年です。

製品仕様

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