
粉じん計
高濃度粉じんモニタ
高濃度粉じんをリアルタイム監視し、粉じん爆発・火災リスクを見える化

高濃度粉じんをリアルタイム監視し、粉じん爆発・火災リスクを見える化
高濃度粉じん環境には、粉じん爆発や火災、作業者の健康被害、設備停止など、さまざまなリスクが潜んでいます。一方、従来の粉じん計は低濃度域の測定を主な対象としており、高濃度域の粉じんを継続的に監視することは困難でした。
そこで、従来の粉じん計では監視が難しかった高濃度粉じん環境を対象に開発されたのが、高濃度粉じんモニタです。本製品は、粉じん爆発リスクのある環境において、高濃度粉じんの発生状況をリアルタイムで相対監視できる粉じん計です。

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マツシマメジャテックの高濃度粉じんモニタは、摩擦静電気方式を採用しています。
その主な特長は次のとおりです。

従来監視が難しかった高濃度の粉じん環境でも、安定した相対監視が可能です。

粉じん量の変化をリアルタイムで把握し、アナログ(DC4~20mA)出力や警報接点出力を通じて、監視システムとの連携や異常の早期検知を支援します。

粉じん爆発の要因となる粉じん濃度を常時監視し、リスクの早期把握と安全管理に貢献します。
高濃度粉じんモニタは、当社のコア技術である摩擦静電気技術を応用した製品です。センサユニットが高濃度粉じんを含む空気を吸引し、粉体が検出部に接触または近傍を通過する際に発生する電荷の移動を検出することで、粉じん量の変化を測定します。
① センサユニットが高濃度粉じんを含む空気を吸気口から吸引します。
② 吸引した粉じんを検出器で測定し、粉じん量の変化を検知します。
③ 測定信号をコントロールユニットへ送信し、粉じん量に応じたアナログ信号を出力します。
④ 設定したしきい値を超えた場合には警報接点を出力します。
これにより、高濃度粉じんエリアの状態変化を継続的に把握し、安全管理や粉じん爆発対策に活用できます。
この仕組みにより、数g/m³~数10g/m³レベルの高濃度粉じんエリアの状態変化を連続的に監視し、設備の安全管理や粉じん爆発リスクの低減を支援します。

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本製品は非防爆機器になります。
センサユニットは非防爆エリアに取り付けてください。
ご使用にあたり、プロセス環境は、爆発限界濃度の半分以下の濃度環境下でご使用ください。

センサユニットは、安定した設置をおこなうためも、2箇所以上で支持してください。 支持箇所としては、吸気口フランジ、排気口フランジ、およびファンケース部の取付ブラケットが利用できます。設置条件に応じて、これらを組み合わせて支持してください。
【設置に関する補足】
測定後の空気および粉じんの処理方法は、お客様の設備条件や運用方針に応じてご判断ください。設備内へ戻す方法や、別系統で回収・処理する方法もご検討いただけます。
コントロールユニットの電源、アナログ出力および接点出力を配線してください。センサユニットとコントロールユニット間はセンサケーブルとファンケーブルで接続してください。
測定レンジの設定は、測定環境濃度を把握した状態で、コントロールユニットから出力される測定信号を確認し、警報レベルが設定しやすい測定レンジを選択してください。より小さな変化の監視が必要な場合には、測定レンジの設定値を大きくしてください。(鈍感“1” ←→ “9”敏感)
※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。

センサユニットにはパージ機構を備えており、検出器を取り外すことなく、センサユニット下のパージ穴から電極部の清掃を行うことが可能です。検出器の取り外し作業を省略でき、メンテナンスの作業負担を軽減できます。
注意事項
パージについては、高濃度測定物の静電気等による発火を抑制するため、窒素パージを推奨しています。 パージ中は、ダクト内の流速に変化が発生するため、測定信号が変動します。 このため、パージは間欠パージとし、パージ中の測定信号が判別できる様にしてください。

検出器は、ボス部に取り付けられたボルト1本を緩めるだけで簡単に引き抜くことができます。ケーブルを取り外すことなく脱着できるため、離線作業を行わずに検出器の点検・清掃が可能です。
注意事項
検出器を引き出して作業できるよう、ケーブルにはあらかじめ余裕を持たせて配線してください。※電源は必ず“OFF”にした状態で検出器を取り外してください。

清掃を行う際は、必ず供給電源をOFFにし、ゴム手袋などの絶縁性手袋を着用してください。電極部は、湿らせた布またはウエスで清掃してください。また、乾いた布で清掃した場合、布と電極間で発生する過度な摩擦静電気により、機器が 故障する恐れがあります。
注意事項
静電気による故障を防ぐため、メンテナンス時も検出器のアース線を外さず、電極部には直接触れないでください。

ファンユニットの清掃は、M6ボルトを取り外してファンユニットを取り外し、付着した粉じんをウエスやブラシで除去してください。
注意事項
ファンユニットの取り外しおよび清掃時は、配線接続部を損傷しないよう注意してください。また、取り外したM6ボルトの紛失にご注意ください。
形 式 | センサユニット | HDP-SU-01 | ||
コントロールユニット | HDP-CU-01 | |||
測定原理 | 摩擦静電気方式 ※JIS Z 8852 | |||
供給電源 | 電圧 | AC 110Vまたは220V -15%/+10%(注文時ご指定) 50/60Hz | ||
消費電流 | 3.4A | |||
ダスト条件 | 粒子サイズ | ≦10um | ||
含水率 | <20% | |||
吸引気体条件 | 温度 | Max.60℃ | ||
圧力 | 大気圧 | |||
湿度 | Max.40%RH | |||
ミストの有/無 | 無し | |||
管内流速 | ≧10m/s | |||
最大吸引長さ | Max.20m (但し、管内最大流速10m/s ※継ぎ目無し50A) | |||
周囲条件 | 温度 | センサユニット :0℃~+50℃ ※結露なきこと | ||
湿度 | センサユニット :20%~95%RH ※結露なきこと | |||
ユニット間最大長さ | ケーブル5m付属(検出器用とファン用,Max. 10m,注文時ご指定) | |||
出力信号 | アナログ | DC4 ~ 20mA ×1(Max. 23.3mA) | ||
警報接点 | 故障 | SPDT×1(AC 250V, 2A/DC30V,2A) | ||
上限 | SPDT×2(AC 250V, 2A/DC30V,2A) | |||
最大測定レンジ | レンジ1:165 g/㎥ | レンジ6: 30.5 g/㎥ | ||
※レンジの濃度数値は標準粉体「タルク」を弊社試験装置(流速10m/s)で測定した場合の | ||||
保護構造 | センサユニット:IP20(誘引ファンはIP68) | |||
取付方法 | センサユニット :φ15×4(3カ所有) | |||
質量 | センサユニット :約8kg | |||


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お客様の設備環境に合わせて、現地デモテストまたは当社での測定可否テストを実施しています。実際の設備で測定可否を確認したい場合は、現地へデモ機を設置し、運転環境での動作をご確認いただけます。また、現地テストの実施が難しい場合や、お客様の粉体が測定対象となるか事前に確認したい場合は、粉体サンプルを用いた測定可否テストを承っています。
導入前の測定可否確認や設置条件の検証にご活用ください


◆このような場合におすすめ
・実設備で測定可否を確認したい
・設置条件や警報設定を確認したい
・自社粉体で測定できるか確認したい
※注意事項
・評価試験に使用する粉体は、危険性または有害性がなく、弊社で安全に取り扱い可能なものに限ります。ご不明な場合は、事前にご相談ください。
・当社測定可否テストで使用する粉体サンプルは、ペール缶1缶程度(約18~20L)ご準備ください。
・当社測定可否テストで使用した粉体は、原則返却いたします。ただし、試験装置は他の測定可否テストにも使用しているため、返却時のサンプルには他の粉体が微量に混入する可能性があります。