レベル計・レベルスイッチ <液体>
ディスプレーサ式フロートスイッチ

ディスプレーサ式フロートスイッチ(FLDシリーズ)は、タンクや容器内の液面を的確に検出するためのレベルスイッチです。この製品は、腐食に強いSUS304またはSUS316の高品質ステンレス素材を使用しており、厳しい腐食環境下でも安心してご利用いただけます。

 

メリット

  1. 液比重が0.8から1.2の範囲にある液体で使用することが可能です。
     
  2. フロート位置を自由に設定ができます。
     
  3.  最大で約9mの範囲を検出することが可能です。

 

 

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ディスプレーサ式フロートスイッチの特長

ディスプレーサ式フロートスイッチの主な特長は以下の通りです。

付着に強い

付着物がフロートの重量を超えない限り、動作には影響を及ぼしません。

設定が簡単

ワイヤ上のどこでも動作します。ドライバー1本でフロートの位置を自由に変更できます。

波立ちや流れに強い

接点に自己保持回路を追加し、ワイヤーの下端にバランスウェイトを取り付けているため、液面の波立ちや流れの影響をほとんど受けません。

動作原理

液面の変化に応じてワイヤと一体化したフロートが浮力で上下します。ワイヤの上端に取り付けられたマグネットが、端子ボックス下に内蔵されたリードスイッチの開閉を制御し、水位を検知します。

使い方

1.取付位置-1

モーター、トランス、ソレノイドバルブなどの強力な磁界の影響を受けない場所に設置してください。

 

2. 取付位置-2

投入口、排出口、水が直接当たる位置、撹拌機のある流れの激しい場所は避けてご使用ください。

 

3. 結線

接点のリードスイッチは無電圧接点であり、故障した場合は修理できません。電源を投入する前にショート、過負荷、誤配線がないことを必ずご確認してください。

 

4. フロート位置調整

動作位置はフロートの上端面から20mmです。+ドライバーを使用して固定ビスを緩め、任意の位置に移動させた後、再度ビスを締めてください。最後にナットで固定します。

ビスの締め付けトルクは0.35~0.4Nmで締め付けてください。ワイヤーは溝に食い込む構造になっているため、落下しにくくなっています。

※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。

 

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