レベル計・レベルスイッチ <粉体>
チルトスイッチ

頑丈で付着の影響を受けないレベルスイッチ

チルトスイッチは、頑丈で付着の影響を受けないレベルスイッチです。
粉粒体・塊体の貯蔵サイロやホッパー、シュートなどの上限検出にご利用いただけます。

 

メリット

  1. 付着や測定物の電気的特性の影響を受けません。低比誘電率のため静電容量方式では検出できない場合に有効です。
     
  2. 塊体の検出にも向いています。塊体の検出には静電容量式やパドル式では機器が壊れる可能性がありますが、丈夫な鋳物ケースに収納されたチルトスイッチであれば衝撃にも強い構造なので大丈夫です。比重は1.0以上、粒度30mm以上の塊体の検出が可能です。
     
 

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チルトスイッチの特長

電気的特性の影響を受けない

比誘電率、導電率などの電気的特性の影響を受けません。

付着や摩擦に強い構造

センサ部は丈夫な鋳物ケースに収納されているため、もしもの衝撃にも強い構造です。

粒体の検出にも対応

標準品は比重1.0以上、粒度30mm以上の測定物が対象です。比重1.0以下の場合はオプションの十字羽根形をご利用ください。十字羽根の対象は比重0.6以上、粒度30mm以上が目安です。

※尚、上記数値は、測定物の諸条件、設置環境により変わる場合があります。

動作原理

チルトスイッチのセンサ(検出部)は傾斜スイッチが内蔵されています。センサが測定物に接触してない状態のとき、鉄球を介しA-B間は接点閉(NC状態)になります。
センサ部が測定物の堆積により傾斜すると傾斜スイッチ内の鉄球が転がりA-B間は接点開(NO状態)になります。
原理的に浮遊する粉塵や付着物の影響を受けません。

傾斜スイッチ検出原理

使い方

1.取付位置を決める

投入物が直接センサに当たると、衝撃で誤検出・破損の原因になるので避けてください。
傾斜して検出する方式なので、傾斜しても壁などにぶつからないように余裕のある場所に取付ください。
 

2. 取付

天井にネジで取り付けるだけです。天井から検出位置までのリンクチェーンは、形式により有り無しがあるので形式選定の際はご注意ください。

3. 配線

検出器から伸びるケーブルに中継BOX​​​​が付属しますので、そこから変換器までを配線ください。

4. 調整

リンクチェーンの長さを変更すれば現場で簡単に検出位置を変更することができます。
変換器ではチャタリング防止のためのタイマーを設定して調整は完了です。

※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。

 

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アプリケーション例

Case1.上限を検知

塊体の上限を検知

Case2.比較的軽い
測定物の上限を検知

比較的軽い測定物の上限を検知

Case3.シュートの
詰まり検知

シュートの詰まり検知

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製品ラインナップ

●検出器

チルトスイッチ_検出器_仕様
チルトスイッチ_検出器外形図
 

●変換器

チルトスイッチ_変換器_仕様外形図

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