よくあるご質問
-スリップ検出器編-

スリップ検出器 全般

スリップ検出装置は設備のスピードが上がった(オーバースピード)時にも検出させることは可能でしょうか?
設定値よりもスピードが落ちた場合(降速動作)も、逆に設定値よりもスピードが上がった場合(昇速動作)もご利用いただけます。
昇速動作で利用される例としては、港湾のクレーンや工事用エレベータなどで加速度検出に利用されています。
可逆コンベヤのスリップを検出することはできますか?
可逆コンベヤでのスリップ検出は可能です。スピードスイッチ、速度開閉器どちらでも利用いただけます。
但し、速度開閉器の場合、回転方向により接続する端子が異なりますので、どちらでも対応できるように回路を組む必要があります。
最低温度は何度まで対応可能ですか?ベルトコンベヤやスタッカーリクレーマーなどの安全スイッチとして極寒の地域で利用したいです。
実績としては-30℃まで実績があります。但し、機種や環境により条件が異なるので一度ご相談ください。
耐湿に対応できますか?安全スイッチを多湿な環境で利用することを想定しています。

標準のマイクロスイッチは耐湿85%です。それを超える場合は耐湿95%のマイクロスイッチで対応します。ただし、モデルチェンジでマイクロスイッチの仕様が変わる場合があるので詳細は都度ご確認ください。

<スピードスイッチ>
<速度開閉器>

スピードスイッチ

近接センサ式スピードスイッチのセンサー部分にダストが付着した場合、誤動作しませんか?
付着の程度にもよりますが大量に付着すると誤動作する場合があります。
対策としては付着物が近接スイッチの磁界を遮らないようにするため、センサにカバー等の設置をお願いします。
また、そのような懸念がある場合は、近接スイッチではなく >>速度開閉器 を選定することも有効です。

速度開閉器

装置の回転速度が定格よりも高くなったときに警報やモータ停止用に速度開閉器を使用することはできますか?
設定値よりもスピードが落ちた場合(降速動作)も、逆に設定値よりもスピードが上がった場合(昇速動作)もご利用いただけます。
昇速動作で利用される例としては、港湾のクレーンや工事用エレベータなどで加速度検出に利用されています。
尚、速度開閉器は事前に設定して出荷する必要があるため、定格速度と設定速度を事前にご連絡ください。設定値は定格速度の130%以上が条件となります。
他のコンベヤで使用していた速度開閉器を別のベルトコンベヤで流用したい。可能ですか?

速度開閉器を選定する際はベルト巾とベルト速度及び設置方法により型式が決まります。(詳細はカタログをご確認ください。) また、速度開閉器の設定値はベルトの定格速度の70%以下という条件が必須です。流用品の設定値が新たに利用するコンベヤの設定値を満たしておけば概ね利用できます。 流用に不安がある場合は、お問い合わせください。

その際、既設と新設のベルトコンベヤの次の条件をお教えください。

①ベルトコンベヤの幅

②ベルトコンベヤの定格速度

③流用する速度開閉器の形式とシリアル番号

④可能であれば速度開閉器の納入図面

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