位置検出器
ドラム形リミットスイッチ

ドラム形リミットスイッチとは多接点出力タイプのリミットスイッチです。
クレーン・アンローダー・スタッカー・リクレーマー・移動式トリッパ・旋回シュートなど、産業界の多くの製造ラインなどで使用される機械装置の位置決め制御用として広く利用されています。

入力方法、接点数、検出精度、発信器の有無など現場のご要望に応じてカスタマイズも承っております。

導入のメリット

1台で多くの接点信号を出力出来るため、省スペース・省配線を実現します。

例えば、左図のような移動式のトリッパーに一般的なリミットスイッチを利用した場合、各ホッパーの上にリミットスイッチを配置しなければならず、それぞれに配線しなければなりません。また、微調整の際、リミットスイッチの位置が悪ければ最悪取り付け位置を変更しなければなりません。

これをドラム形リミットスイッチに集約することで省スペース化と省配線、調整の自由度アップを実現できます。

 

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ドラム形リミットスイッチの特長

大きなカムで調整がしやすい

カム径がΦ110mmと大きく(標準タイプ)、調整がしやすいです。

豊富なオプション

  1. 4接点から対応。最大26接点までの実績があります。
  2. ゼロ点調整機構で簡単にリセット。
  3. 内蔵スイッチは、マイクロスイッチ(有接点)、リードスイッチ、近接スイッチから選択可能です。
  4. バックラッシュレスギヤにすれば、更に精度向上が望めます。

 

カスタム対応

  1. 入力回転角に合わせギヤ比を設計・製作します。最大減速比1/100可能。
  2. シンクロやエンコーダ等の発信器を内蔵する事も可能です
  3. 入力軸にウエイトを吊下げ、傾斜角度の検出も可能です。

※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。

動作原理

主に入力シャフト、減速機、カム、マイクロスイッチで構成されます。

シャフトが設備からの回転数を取り込むと、複数のカムの凹凸がそれぞれのマイクロスイッチをON/OFFさせ位置情報として接点信号を出力します。

使い方

1.取付位置を決める

一般的なモータや減速機などの動作による通常の振動については問題ありませんが、大きな振動は故障の原因になります。振動ふるいや振動フィーダなどの、大きな振動発生源の近くには設置しないでください。

2. 取付

原則として機器は水平に取り付けてください。入力軸にスプロケットやカップリングを付ける場合、無理に打ち込み強い衝撃を加えるとベアリングやギア部分が故障する原因となります。
入力軸をギヤやチェーンで連結する場合、強い荷重が入力軸にかからないようにしてください。

3. 配線

納入図のカム構成図を確認しながら配線してください。
結線後は、防水コネクタを確実に締め付けてください。

4. 調整

基本的に工場出荷時に調整済みなので、据付時に再調整の必要はありません。但し、微調整などを行う場合は取扱説明書に従って調整を行ってください。
 

※詳細に関しては取扱説明書を御覧ください。

メンテナンス

定期点検を実施ください。

  • リミットスイッチの周囲に多量の粉塵が堆積する場合は清掃してください。
  • 据付部や軸連結部のボルトやネジに緩みがないか確認してください。
  • 内部歯車には、一般グリースを3ヶ月に1回程度塗布してください。
  • 入力軸のオイルシールにも注油してください。

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