電動調整キャリアは、ベルトの蛇行をモーターの力で強制的に自動修正する装置です。
写真:実際に現場に取り付けている様子
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ベルト片寄スイッチの主な特長は次のとおりです。
10m以下の短い機長のコンベヤの場合、一般的な自動調芯では強制力に欠け効果が弱いですが、電動調整キャリアは強制的に修正でき、コンベヤの連続運転に貢献します。
ベルトの蛇行は様々な場所で発生しますのでキャリア側、リターン側ともに製作いたします。
オプションの可逆リレーユニットを追加すれば、可逆運転するコンベヤにもご利用いただけます。
※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。
電動調整キャリアは蛇行を検出する検出器と蛇行を修正する電動操作機で構成されます。
検出器のタッチプーリーがベルトの蛇行を検出すると内蔵するポテンショメータがその角度に合わせ信号を電動操作機へ送ります。電動操作機はその信号を受けて蛇行を修正する方向に調整キャリアを旋回させて蛇行を修正します。
また、検出器が蛇行検出をしなくなっても、反対側の検出器が検出するまでは調整キャリアの旋回を保持することで蛇行修正を確実なものにしています。
蛇行が発生する場所に設置します。但し、シュート落口やコンベヤがカーブしている箇所、ベルトが常時濡れている状態や運搬物が付着している箇所、ベルト速度250m/min以上の箇所、ベルトの端面が損傷し凸凹の箇所などは避けてください。
検出器は電動操作機から1m以上離し、検出器が電動操作機よりも先に蛇行を捉えられるように設置します。電動操作機は重量物ですのでチェーンブロックなどを利用しコンベヤに挿入してください。調芯キャリアの旋回範囲を考慮し既設ローラやコンベヤフレームに干渉しないよう設置します。
2つの検出器を電動操作機に接続し、電動操作機に電源を配線してください。可逆コンベヤの場合は可逆リレー箱も配線ください。
検出器とベルトの位置調整や、調芯キャリアローラとベルトとの隙間などを調整ください。
またタッチプーリを手で動作させて調芯キャリアが正常な方向に旋回することを確認ください。
※詳細に関しては取扱説明書を御覧ください。
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およそ3ヶ月に1回を目安に、下記の要領で点検・清掃を実施ください。
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