エアダストモニタとは、工場の屋内外で 稼働する機械設備や工事現場などからの発塵監視に特化した粉塵計です。
粉塵の漏れ始めを予兆し、屋内外への発塵防止や集塵施策の効果の確認に ご利用いただけます。
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マツシマメジャテックのエアダストモニタは、摩擦静電気(電荷)方式を採用しています。その主な特長は次のとおりです。
0.1~1000mg/㎥の粉塵濃度を常時測定するので僅かな発塵も見逃しません。
設備から発生する粉塵を素早く検知して、作業者の健康管理や製品の品質管理に役立てることができます。
軽量で取っ手付きなので気になる場所に自由に持ち運べ、電源を供給するだけで直ぐに粉塵計測できます。常設せず必要に応じて複数個所での計測がいつでもどこでも行えます。
一般的な粉塵濃度計(単位:mg/㎥)では測定が困難な高濃度環境(単位:g/㎥)もモニタリングできるため、粉塵の発生によるリスクを回避できます。
ダストモニタに自己吸引機能を設け、空気の流れのない環境での粉塵測定を可能にしたのがエアダストモニタです。
自己吸引により空間から取り込まれた粉塵が内部のプローブに接触もしくは近くを通過することで電荷の移動(トリボ)を発生させます。電荷の移動量は粉塵濃度に比例した相対濃度として検出されます。
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発塵が気になる場所の環境を確認。高所・狭所の場合は分離型、遠隔で配線できない場合はバッテリー・無線タイプを選定ください。
本体は水平に床置きまたは壁掛けしてください。吸引フードはなるべく発塵箇所の方へ向けてください。
変換器に電源、アナログ出力、接点出力を配線。分離型及びバッテリー・無線搭載型は、センサと変換器間を専用ケーブルで接続します。
吸引フードを粉塵が捕集し易い方向に向けます。レンジは1~9の設定から選択し、必要に応じて積分時間を設定してください。
※詳細に関しては取扱説明書をご覧ください。
長期間使用しているとエアダストモニタの健全性が気になるところではないでしょうか。
マツシマメジャテックではメンテナンスし易い設計と、長期信頼性を考慮したサービスをご用意しています。
メンテナンスでセンサを取り外す場合、本体内部にあるダクトとセンサ本体が接続されているファスナー止金具(赤の矢印)2か所を外すとプローブを簡単に引き抜くことができます。
POINT!
本体の電源をOFFにして作業ください。
清掃は少し湿ったウエスでプローブの汚れを拭き取るだけです。ダスト漏れが少ない場合、汚れていないので設備停止のタイミングでの清掃がおすすめです。
POINT!
プローブをそのまま清掃すると基板をショートさせてしまうので、電源を切り、絶縁グローブをして、アースを接続したままで作業してください。
機器が正常かどうか気になったら、健全性確認の校正・調整サービスをご利用ください。
POINT!
現場に当社サービスマンがお伺いして対応します。または、弊社工場に機器本体を送りいただければ確認することができます。
※詳細はこちらをご確認ください。
マツシマメジャテックではお客様の様々な場面を想定して、主に3つのラインナップをご用意しております。
また、専用ケーブルの長さなど、現場に合わせて対応致します。
どの工場においても、粉塵の問題は気になるところです。
粉塵は、環境、品質、そして健康に悪影響を及ぼす要因の一つと言えるでしょう。
現場環境や設備の状態によっては、多量の粉塵が大惨事を引き起こすこともあります。
まずは粉塵に関する各種試験を通じて、粉体の物性や作業環境をしっかりと評価し、粉を知ることが安全の第一歩です。
例えば、粉塵爆発の危険性を評価し、その『爆発下限濃度』を把握することが重要です。そして、その閾値に達する前にエアダストモニタで管理することで、未然に危険を防ぐことができます。
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