樹脂は静電気を帯びやすい特性があります。
その特性により、人が近づくと静電気によってダストモニタが誤動作しやすくなります。
ダストモニタは集塵機からの発塵を監視する粉塵計です。排ガス中に含まれるダストが、検出プローブに接触または近くを通過することで電荷の移動が起きます。電荷量はダスト量に比例しているためダスト濃度に換算され表示されます。
樹脂配管では人の静電気による誤動作防止のために、樹脂配管及び取付ノズルは、導電性金属カバーで保護します。またダストモニタと導電性金属カバーは必ずアース接地(D種)が必要です。
取付参考図
実際に設置した様子
ダストモニタをご使用のお客様に、健全性確認の校正・調整サービスを実施しています。
お客様のご都合に合わせて2つのプランを用意しています。
ダストモニタとは、集塵機専用の粉塵計で、集塵機の二次側に設置し粉塵濃度を24時間連続モニタリングします。突然の漏れを防ぎ、予知保全や集塵機の運転制御にご利用いただけます。粉塵漏れ対策のコスト削減や省力化に貢献します。
作業環境測定で問題視されていた作業スペースにエアパーティクルモニタを導入し、リアルタイム監視によって作業環境を改善した事例を紹介します。
集塵機の設置、定期的なフィルターの交換をしても突然粉塵が漏れることがあります。更に、フィルターの定期交換はランニングコストが嵩みます。そこで粉塵計で24時間監視のご提案です。
製鉄所では発塵が多く、集塵機にて環境対策を行っています。しかし定期的にメンテナンスを行わなければ粉塵が漏れ修復に時間・労力・費用の損失が生じます。常時粉塵の漏れ状況を監視し、異常が発生する前段階で対策出来る様に予知保全に取り組みませんか?