河川・樋門・ダムなどの水位を計測
実測データ・結果を公開!

河川や樋門など レベル計測事例

現状

近年、多発している集中豪雨や局地的大雨で短時間に河川の水位が増加し、氾濫・浸水など大きな災害が発生して人々の生活が一変している状況です。そのため、河川の水位監視は重要になってきています。河川の監視用水位計には直接水に触れて計測するリード式・圧力式・フロート式などの接触式と、反対に直接水に触れない超音波式やマイクロ波式などの非接触式があります。最近では水位計に土石や流木による破損の心配がない非接触式水位計に注目が寄せられています。


電波式水位計にお任せ

電波式水位計は、マイクロ波を利用したレベル計です。
水面に直接触れることなく水位を計測するため、土石や流木の衝突による破損、ゴミが絡まり誤計測することはありません。更に暴風雨や濁流、気温差などの環境変化の影響を受けずに安定計測が可能です。応答時間が短く、高い追従性もあり、急激な水位変化も計測できます。

電波式水位計はNETIS登録商品

今回紹介した電波式水位計は、安定計測が評価され国内で初めてNETISに
登録されました。


NETIS登録に関する詳細はこちらを御覧ください、↓

水位計の実測データを公開!
河川・樋門・ダムなど8ヶ所の測定結果

ダムや河川、樋門などで電波式水位計を危機管理型水位計として活用した実測データ及び発電所の開放水路や沈殿池、ろ過池での水位計としての実測データと結果を1冊に纏めました。

この水位計は微弱無線に適合した電波式水位計を使用しており、屋外の開放空間でご利用になれます。
更に、電波の透過性を活かして豪雨・強風・荒波の環境下でも計測できるのが特長です。 


掲載事例:樋門での水位測定

2m幅の狭い水路で晴天時と暴風時の反射状況を比較
こちらは樋門での計測事例です。
マイクロ波は目に見えないため、計測状況を把握するにはPCソフトを使って左図のように波形で確認します。
横軸が測定距離(m)、縦軸は反射物からの電波の反射強度(dB)を示します。何も無い空間は反射波がなく、水面からは反射波が大きく表示され、水面からの反射波が大きいほど安定した測定に繋がります。

左図(上)の波形は良い天候のときの波形、左図(下)は台風のときの波形です。
台風のときでもはっきりと反射波が得られ、安定して計測できていることがわかります。
 


詳しくは”実録レポート”をダウンロード


ー目次ー
CASE1 ダムでの長距離測定試験

CASE2 樋門での水位測定

CASE3 河川での水位測定

CASE4 発電所開放水路での荒波水面測定試験

CASE5 水処理設備 沈殿池水位計測

CASE6 水処理設備 ろ過池水位計測

CASE7 河川情報システムクラウド化

CASE8 浄水場ポンプ井水位計測

CASE9 堰の上下流の水位計測

CASE10 危機管理型水位計用

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