ベルトの縦裂き対策
もっと簡単に!もっと確実に検出!
ベルト縦裂き検出器(トラフ角可変タイプ)導入事例

現場の課題

山から採掘した岩石や海外から輸入した鉄鉱石など工場内をベルトコンベヤで搬送をおこなっているが工場内を搬送するには、どうしても乗り継ぎを繰り返さなければならない。この乗り継ぎエリアで発生するトラブルが”ベルトの裂け”である。鋭利な石や材料に紛れ込んだ鉄骨などがベルトに刺さり、そのままベルトが流れてしまうとローラーに引っ掛かりベルトの裂けが始まってしまう。
この対策のために”検出器”を設置し”ベルトの裂け”は確実に対策できたものの、設置後の検出動作や点検作業などに課題が残ってしまった。

振動で誤動作

 

 

 

設備の振動が大きいとスイッチ機構が振動の影響を受けて誤動作してしまうことがあります。

※ワイヤロープ式縦裂き検出器の場合の例です。

 

デッドスペースが広く
検出できない場合がある

 

ワイヤロープ式縦裂き検出器は、広いデッドスペースがあります。そのため異物がワイヤロープに引っかかってスイッチを動作させるにはある程度のスペースが必要で必然的に広いデッドスペースができ検出できないこともあるのです。

 

取付けが大掛かりで大変

 

 

取付や取替時にチェーンブロックでベルトを上げるなど、作業が非常に大掛かりになりがちです。もっと簡単にセッティングできたらと思うことはないでしょうか。

トラフ角可変タイプ・ベルト縦裂き検出器で解決!

マツシマの縦裂き検出器はケーブルスイッチ方式を採用し、ベルトローラの手前に設置することでベルトに刺さった異物が衝突・検出し警報が発せられる構造となっています。更にトラフ角に合わせて自由にケーブルスイッチの角度も変更可能な構造のため、現場のベルトコンベヤに合わせた角度に調整できます。(確実な異物検知に対応)

振動による誤動作問題を解消

センサ部と変換器部を分離することで振動による誤動作問題を解決します。変換器は電気室など振動のない場所に設置してください。

デッドスペース問題を解消

ケーブルスイッチを採用し、ベルトを貫通した異物によりケーブルスイッチが潰されると検出します。
僅かなスペースで縦裂きを検出できるのでデッドスペースが小さくなります。

工事の手間問題を解消

トラフ角を自由に調整できる機構を採用しているため、ベルトを持ち上げることなく検出器が設置できます。
段取りを入れると作業時間1/2以下を実現します。

特長的な機能

瞬時に縦裂きを検出

ケーブルスイッチを採用しているため、異物で押された箇所の導電ワイヤーが短絡しすぐに検出します。

作動感度を維持

検出部がセーフティカバーで保護されているため、ほこりや輸送物の付着がなく、紫外線や潮風などの影響を受けません。

1台で5台の検出器と接続

1台の変換器に対し、検出部5台まで接続できます。シュート口付近のローラ部に検出を確実に設置できます。

導入のメリット

安心の操業
確実な検知がトラブルの不安を払拭
 

時間の削減
検出器の設置時間、メンテナンス時間が削減でき作業者の確保も安心
 
コスト削減
被害を最小限に抑えられ、作業時間も短縮になり作業員の拘束も抑えられるため、コスト削減にも貢献

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